翌朝。 「理生~!おはよぉ~~!!」 教室に入るなりサヤがあたしの元に駆け寄ってきた。 「あぁ……サヤ。おはよっ」 「ん~?朝から元気なくない?ってか、昨日の夜送ったメール見てくれた??」 「ごめん!!昨日は忙しくて返事返せなかったんだ」 パチンと顔の前で両手を合わせるあたしを見て、サヤはニコッと笑って首を横に振った。