寝てる間に夢を見た


結城先生と初めて出会った日の事



高1の時、体育で持久走をしていたら

急に息が苦しくなって気を失った




目が覚めたら
天井は白くて何処か分からなくて
考えていたら
ドアが開く音がした



「心優ちゃん目覚めたかな」



身長が高くて顔も
整っていて優しそうで

白衣を着た若い男の人が立っていた


20代後半ぐらいかな



そんな事は置いといてこの人白衣着て聴診器ぶら下げてるって事はここは病院?




「心優ちゃんちょっと胸の音きかせてもらってもいいかな」




「あっはい…」




「ちょっとごめんね」



服の下から聴診器を滑り込ませて真剣な顔をして胸の音をきいている



「心優ちゃんちょっと深呼吸しよっか
息吸ってー吐いてー吸ってー吐いてー

うん、もう大丈夫だよありがとう」