ネコ専務はネコ社長になった後、政界に
転じ、ネコ大臣を経てついにネコ首相に
なった。

ネコ首相は日本をゆとり社会にすると
宣言し、日本人に一日6時間労働・週休
3日制・バカンス2ヶ月を義務づけて
しまった。

しかし、ゆとりは嫌だ、もっとバリバリ
働きたいという「抵抗勢力」も多かった
ので、発展途上国の貧困改善のために
一生懸命働ける制度を作り、1千万人
くらい海外に送り出してしまった。
一石二鳥である。


こうして、日本も世界も良くしてしまった
ネコ首相は、「世界連邦」ができたとき
望まれて初代大統領になり、世界史の教科
書に「太字」で載るようになったので
あった。

           おしまい