う・・・・

目が覚めた。


余程寝ていたのかな、
今は夕方で、
・・・夕陽がとっても綺麗だ。



「なぁ、姉ちゃんよぉ
変わった着物きてんじゃねえか。
まぁいい。それよりも
俺等とイイコトしていかね?」


「・・・?誰?」



5人の男たち。
そっちのほうが変だろう。
昔の袴見たいだ。
江戸時代の袴見たいだぁ。



「誰がお前なんかに名前なんぞ
教えるかっ!
あんま調子乗ると・・・
首はねるぞ?」



チャキ。
男が刀を抜く。
なんで刀・・・銃刀法違反のはず。



「駄目ですよ。
そんな物騒なもの持ち歩いちゃ。
もし死人が出たらどうするきですか?
責任とれるんですか?
残された家族はどう生きていけばいいんですか?」



「~~~っ
ごちゃごちゃ抜かすなっ!
叩き斬ってやる!
そこ正座しろぉ!」



「チッ
仕方ありませんね。
気絶させてあげます。」


相手は4~5人か。

・・・いける。

「「「ヤアアアアアアッ」」」


「まだまだですね。胴ががら空きですよ?
技もたいして持ってないくせにそんな物騒なもの持ち歩かないで下さいよ。」




5人の攻撃を軽やかに避け、首に手刀を叩き込む。