*來輝saide*

ノンがやって来て1ヶ月がたった。


ノンは京華とも仲良くなれたみたいだし、なんだかんだ楽しくやってるみたいだ。


俺もノンが溜まり場に来たり何せ席が隣だから退屈では無くなった。



喧嘩も前ほど!?では無くなったな。


俺はバイト疲れで、
いつもどうり遅刻して学校に行く。


着いた頃には丁度休み時間だった。


「おー來輝今日は俺の方が早かったなッ」


裏庭で葵と一服。


「おう。あーねみい。」


「なぁ、希美ちゃん朝凄かったぞ。」


「ノンがなんだよ?」


「それがよ、3年まで希美ちゃん人気が出たみたいでお前のクラスに3年がうじゃうじゃ。」




「ノンがねぇ~。ただの転校生だからとかじゃねぇの?」


転校生がうちに来るのは久しぶりだからなッ



「お前もただ者じゃねぇけど、お前の幼なじみもただ者ぢゃねぇな笑っ」



ノンが学校のマドンナかッ


アイツ自覚あんのかな笑っ


まぁねぇだろうな。



教室に戻ると、ノンの机の回りには男子がいた。


「ねぇ、希美ちゃんって彼氏いるの?」



「希美ちゃん波多野とどーゆー関係?」


「今度さぁ遊びに行かない?」


いっきにノンに質問責めするからノンは困っていた。


「ちょっとあんた等私の希美優先しないでくれる?」


「えーいいぢゃあん。」



ちッ邪魔だっつーの!
だいたいノンがてめえ等みたいな奴を相手にするわけねーだろ。



「おいっお前等邪魔。
俺の席に群がるなっ」


「波多野ッ…。」


俺が半ぎれで言うと、
男どもは去っていった。


「あー疲れた。朝からなんなの。」


予想どうりぐったりだな…


「ノンがもてるなんて、
者好きも居るもんだな…」


「うるさいな~。こっちはうんざりよ。」


相当疲れてやがんな…