大音量の目覚まし時計の音で、あたしは2日目の朝を迎えた。 「ん~~っ…」 …これで何回目だろうか 音を止めたのは。 ふいにそう思った時、すぐ隣にある壁から強く振動を感じた。 「!?」 ビックリして上半身を上げ、辺りを見渡すと何もない。 寝よう。 また布団をかぶろうとした、時。 「うるさいんだけどー」 「!?!?」