「おはよう!皆!!」
「おはよう!」
「ねぇねぇ!もうすぐ皇太子の純様が登校される時間じゃなーい??じゅんなぁ!!見に行こーよ!」
「果林に行ってよ!」
「果林は今から朝連だしぃ!私1人はさすがに無理!お願〜い!ラーメンおごるからさぁ!」
「本当に!?なら行く!」「じゃあ二人共気を付けてね!純様の近くはSPが多いから!」
「了解!私達じゃあ行ってくるね!」

私、和田じゅんなは高校2年生。
私は果林とゆりあと一緒に美術で有名でまた、皇太子が通っているこの明衣林学園に通っている。
明衣林学園は、美術(音楽)専門・勉強専門に分かれている。
私達3人は美術専門用の校舎に通い中。

「じゅんなぁ!見えるぅ〜?」
「見えないよ!ってか人が沢山いて気分悪い!」

この学園は皇太子が通っているだけあって、朝と夕方に純様用の車が来た時間近で純様が見れるから、見に行く人が多い。

バサッ

ヤバイ!気分悪すぎて倒れちゃった!
めっちゃハズイ・・・

「大丈夫ですか?」

えっ?誰?
見上げると皇太子の純様が目の前にいた。