「ただいまー…」







玄関を開き、家の中に入る。

ちゃんと鍵も閉めて。




時刻は夜中三時。

まだまだ真っ暗。









「はーあ、」









なんて言うか、疲れた。

一気に色々ありすぎて。




紫織は蓮と遊ぶらしい。

龍は英寿くんと一緒に雄大くんの家で元旦を過ごすって言ってたし。





私はなんとなく一人で帰ってきた。









「…寝よっと」










部屋に入り、寝間着に着替えてベッドの中に寝転ぶ。

ぬくぬくと暖かい布団に包まれ、夢と現実の境にいた。





…その時、












ガタッ…!!!


ガタガタガタ…!!!









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