九州大会ではあまり良い記録が残せなかった。

あっという間に全国大会の日になった。

先生と一緒に東京までいった。

先輩たちも速いけど全国大会までいく人はいなかったらしくて私が行くときみんなが祝福してくれた。

全国大会はみんな速そうに見えてきて心が折れそうだった。

予選があった。

かなり緊張していて体が動かなかった。

でも準決勝にギリギリいけた。

準決勝を走る前に先生が
「美希の今までの走りをすれば絶対全国№1になれる」
といったことが私に自信を持たせた。

準決勝では予選の時が嘘みたいに体が動いた。

準決勝も突破して決勝にいった。

私は体力があるほうだったけどさすがに3本も走るときつかった。