「もう待てない、百合香私は行くよ。」





「もう仕方がないなぁ。」





私は百合香と手を繋ぎ、家に入った。





家の中から怒鳴り声が聞こえる。





何が起きてるの!





「未來危ないって!」





もうそんなの関係ない、高広さんがケガしたらどうしようそればかり思った。





司さんが、高広さんに馬乗りになり殴っていた。





圭吾と真ちゃんは方針状態。





私は司さんの前に飛び出た。





「未來来るな!」





「司さん暴力は駄目です。話し合いましょ。風花ちゃん泣いてましたよ。」





司さんの手が緩んだ隙に、司さんの手をねじ伏せた。




みんなが私を見てる。





私父さんに空手を習ってたから、力はある。