美容室の前に立ってると、美容室のドアが開いた。





「未來ちゃんいらっしゃい。中どうぞ。」





私は無言で中に入った。





「どうした?元気ないみたいだけど、今お客さんいるから、そこのソファーに座って待ってて。」





私は頷いて座った。





高広さんの仕事する姿は、とてもカッコ良くて見とれてしまう。





高広さん彼女とかいるのかな?





絶対いるよね。






高広さんをガン見し過ぎたみたい。





「未來ちゃんにそんなに見られたら、俺照れるよ。」




「すみません、高広の仕事する姿があまりにも綺麗で見とれてました。」





二人のお客さんが笑いだした。





「高ちゃんモテモテだね。こちらの美人さんは誰なのかな?」





「高広の彼女?」





へ、彼女?