同じ班の男子と今だに
喋っていない。



中には本気で苦手と言うか、ムカつく奴もいた。


男のクセに
ヘタレで
弱いものをいじめて、
そのくせ先生にはごますったり、親にもイィ子ぶってる奴だ。



祐希奈にいつもそいつの
愚痴を言っていた。



ある日また祐希奈に愚痴を
もらしていたら、
『プフッ』
「えっ!?」


……何?今の?
…もしかして櫛森くん?


『あははっっ!』
「何?
なんか変なこと言った?
…ねぇ?」



まだ爆笑してるよ櫛森くん。