目が覚めると真っ暗な闇が広がっていた。
暗がりの中、携帯を開くと時刻は23時をまわろうとしていた。

ハッ―と、友達と約束したことを思い出して、急いで準備して街へと向かう。
タクシーを捕まえようと、走って本通りに行く。
夏特有のムシムシした暑さで、じんわりと汗ばんで気持ちが悪い。