ケータイ小説 野いちご

黒猫 - 迷子の不良黒猫ちゃん - 【完】

3章:闇を纏う黒猫ちゃん





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今夜は満月だ。



私は黒いTシャツに短パンに着替え、
髪は黒いリボンで1つにくくった。

もちろん、耳には猫のピアス。

これが、私の喧嘩スタイル。
昔から、変わらない。



そして
暴れる日はいつも満月の夜。

これも昔から。


綺麗な満月が照らす、
喧嘩に溢れた汚い世界を、変えるわけではないけれど。


『………行きますか。』


そして、私は街に出た。
…なんかちょっとセンチメンタル。








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