ケータイ小説 野いちご

美しい雨―キミの笑顔を見せて―

Chapter.3*生徒*




次の日――。


携帯のアラームで目が覚めた。


AM6:00


カーテンを開けると、外はまだ少し薄暗い。


でも雨も上がって今日は晴れだとわかる。


昨日、美雨には隣の寝室で寝てもらった。


2DKのアパート。


6畳の洋室と和室2部屋に6畳のダイニングキッチン。


そんなに広くない間取り。


その中に男と女がいる。


寝室にあるベッドで一緒に寝るわけにもいかず……。


しかもベッドはシングルベッド。


美雨にはベッドで寝てもらい、俺は生活の大半を過ごしている部屋に布団を敷いて寝た。


これまた邪魔くさいと思っていた布団一式。


一人暮らしするときに実家の親が持たせてくれたものだ。


ずっと使う予定もなく、押し入れに入れっぱなしになっていた。


姉ちゃんが置いていったスウェットと下着同様、布団が役に立つ時が来るなんてな。


布団があったおかげでフローリングの床でも快適に寝れた。





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