夜に侠也から着信が入っていたけど、あたしは電話にはでなかった。



翌日、学校の門を出ると金色の短髪でピアスがいっぱいの男が立っていた。



見た目がすごく怖いからみんな萎縮して前を通り過ぎていく。



あたしはその人の前まで言って声をかけた。






「ナオト、何してんの?」





立っていたのはナオトだった。



多分、昨日の事であたしに話があったんだろうけど。


ナオトには申しわけなさすぎる。