突然ですが。私、小比木紗世。ただいま絶望の中におります。
ただいまの時刻夜20時。食事もお風呂も終えて、消灯までは自由な時間です。
この部屋には今、私の為に集まってくれたアイちゃんとアイちゃんの同室の優那(ゆな)ちゃん、
文化祭の1件から少し仲良くなった入村さん。そして同室のみっちゃんがいます。
「紗世ちゃん……ドンマイ」
「よく分からないけれど、タイミングの問題だったと思うよ」
「人の恋を応援しておいてこのザマ?」
「落ち込むな。まだチャンスはある」
持ち寄ったお菓子をつまみながら楽しくパジャマパーティー……ではない。
本日放課後、私小比木紗世は……。
ただいまの時刻夜20時。食事もお風呂も終えて、消灯までは自由な時間です。
この部屋には今、私の為に集まってくれたアイちゃんとアイちゃんの同室の優那(ゆな)ちゃん、
文化祭の1件から少し仲良くなった入村さん。そして同室のみっちゃんがいます。
「紗世ちゃん……ドンマイ」
「よく分からないけれど、タイミングの問題だったと思うよ」
「人の恋を応援しておいてこのザマ?」
「落ち込むな。まだチャンスはある」
持ち寄ったお菓子をつまみながら楽しくパジャマパーティー……ではない。
本日放課後、私小比木紗世は……。