俺の向かった先は玲央の家。アイツは海の近くのアパートで一人暮らしをしてる。 やっぱり一人暮らしってなると行きやすいし、気兼ねしないし。そんなこんなで、玲央の家は俺たちのたまり場として有効活用されている。 「もうっ!!聞いてよ、玲央~っ!!!!!」 叫びながら玄関の扉を開けると、 「「太一!?」」 部屋の中には玲央お手製のお手製のナポリタンをすする、拓海の姿があった。