「原則通り応援団が女子一五名、男子二十名」


「ちわーっす!!!」


「ほんで副団長の竹中要くん」


「どーもっ」


「そして応援団長、華風ゆいっ」


「……………」


「返事しなさい!!!」


「いだっ!!!」






団長会から二日後。

私は今、屋上に立っています。



私の代わりに仕切ってくれている紫織に叩かれ、軽く挨拶をして。




集まったのはギャルやヤンキー、真面目ちゃん等。

なんでも立候補以外は先生が決めたとか。



真面目ちゃん大丈夫かいな。







「恐らく、龍くんチームは派手なことすると思うねん」


「はぁ」


「んでれっくんはシンプルにいくと思う」


「はぁ」


「だからこっちは龍くんチーム以上に派手にしましょう!!!」


「はい?」







流石紫織、二人の事をよく分かっていらっしゃる。

、じゃなくて。





派手ってどんな派手?!







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