『で……あんたが“魔女さん”…なんだよな。』
っとアリュロは少し怪しげに聞いてみた。


「当たり前じゃないですか。嘘をついたって意味ないし、それにどこからどう見ても魔女っぽいでしょう!?」

どこからどう見ても十六、十七歳の少女にしか見えないのがこの自称魔女の特徴だなっとアリュロは思ったが、言わないことにした。


何故なら、さっきからの様子を見てこんな事を言えば怒るのは間違いないと断定したからである。