ケータイ小説 野いちご

shine!

スキャンダル

要の元に、電話がかかってきたのはオーディションから1週間経ったある日のことだった。


仕事中だった要の耳に聞こえてきた言葉は―――




「あれ?要さん?」


『Angie』を訪れた要を迎えたゆずが、目を見開く。


「今日は、仕事で来れないって言ってませんでした?」


「うん、そうだったんだけど、仕事が早く終わって―――。それに、今日はゆずちゃんに報告したいことがあって」


「あたしに?」


ゆずは、その大きな眼を瞬かせて首を傾げたのだった・・・・・

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