叶side




昨日のパーティから芽瑠は迫力が欠けていた。




「……呼んでないけど?」

「今日何か変……どうしたの?」

「叶……何度も言うけど忙しいからじゃあ」




バタンと閉まる窓。俺は何もできない。




俺を……俺の夜の仕事に来ることで少しは休みが増えると思った。




俺の仲間はきっと芽瑠に優しくするし楽しいと思う。




毎日毎日……芽瑠は何してんだろ。




俺が来て何秒も経たないうちに「忙しいから」この一言で終了。




夜電話しても同じ。




一回今日誘おうかな?芽瑠、嫌がりそう?




んなことはさせたくないし、友達関係あるだろうし…。