…………………………………


「おっはよ☆鬼姫~」

『おはよ、サキ』

「おっす~鬼姫!」


『おはよロビン』


「めっ珍しい!!」


こいつ失礼だな………

じ~~~~~~~っ


「ごめんオレが悪かった、お願いだから睨まないで」


「それにしても、良かったの?タマラちゃん☆」



びっくうぅぅぅっ!

「おわっどうしたんだよっ!!」


『そっ、その名をだすな!!』



「えっ?弱点?」


ギロリッ


「すいませんすいませんすいません」




『まったく………ハァ~』




「お~ぃ、席に着けぇ~」



あれ?今日は担任が来るの早くないか?


「いきなりだが、転校生を紹介する、女子喜べ超美男子だぞ~」


キャーーーッ





教室内が色めきだってやがる………
男が増えるなんて……………最悪だ!!


「鬼姫、超嫌な顔してる☆」


『実際、嫌だからな』


「男に興味ないもんな~鬼姫は…」



「おぃ、入ってこい」







がらがらっ



皆が息をのんで見る












「皆さん、はじめましてタマラ・フィニアルです」



キャーーーーーッ


「超、かっこよくね?」
「素敵~vV」
「王子2号だな!」
「綺麗~~~~vV」





「なあ、鬼姫が白目むいてるんだけど」

「そっといといた方が良いよ…☆」