ケータイ小説 野いちご

S.S.P.  学校警護係

File.03

私は今、相棒と一緒に警視庁学校警護係に来ている。
「ねぇ、なんで全員集まってんの?」
私は陸にそーっと耳打ちする。
「昨日のアレじゃね?」
『アレ』とは、昨夜私と陸(いや、大半が陸)が解決した、生徒の個人情報流出事件(たった今命名した)のことだろう。
それにしたって、全員集めなくても…。
って言ってもたったの5人だけどねー。
「妃ちゃーん。なになに?内緒話?俺も混ぜてー。」
げっ、都築さん…。
この人には近づかない方がいいんだよね…。
私はそう思って陸の影に隠れる。
「あー!もう、恐がらなくても大丈夫だよー。照れ屋さんだな……い゛っ!!」
あ、依子さん。
「都築さん、いい加減にしてください。妃ちゃん嫌がってるじゃないですか!」
依子さんが女神に見える…。
「誤解だよー!依子ちゃんはやきもち妬きなんだか……い゛っ!!」
「その口、縫いつけましょうか?」
「……結構です。」
ほわぁ~!
依子さんカッコいい~!!
そして、やっぱり都築さんには近づかないようにしよう。

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