*遼side*


今日は、視線を感じ続けている。





そのまま昼休みに突入。



俺は、大志をつれて、逃げるように教室をでた。




「おまえ、一躍有名人だなッ!?」


「うれしくねーよ!!」




大志はおもしろそうに俺をみてくる。


こいつホントに友達か!?






「高崎くん!」


そんな声がして、振り返る。









・・・・・・愛美だった。









「ちょっと話があるの。二人で。」


真剣な表情で俺を見つめる。




「じゃ、じゃあ俺・・・先に屋上行ってる。」


大志は気を遣ってかすばやく去っていった。