「もういい加減にジム行きなさい!」

あれから2週間。
私はぱったりジムに行かなくなった。

「今日は疲れたの!」
「いつもそれじゃないの!もう辞めさせるわよ!」
「い、いやだ!」

でも何故かジムを辞めるのはいやだった。
どこかで俊太さんと繋がっていたいと考えていたからだ。

「じゃあ今日行きなさい!じゃないと辞めさせるよ!?」
「…分かった」

私は渋々とジムの用意をして家を出て行った。
しばらくジムに向かって歩いていったが、ジムが見えてくると私の足が止まった。