《TUN…全部聞かせて

全てを隠さず教えて?

それじゃないと…あたし

いつも不安で不安でどう

しようもないの…グスン》


『分かった!

きちんと答えるから…』


《車の悪戯…イタ電

写真…全てTUNがやっ

たの?》



とうとう真実が明らかに

なる時がきた。



『俺は車に悪戯はしてな

い!家には行ったけど…

そんな事はしてない!』



【え?!

TUNじゃない?】



《じゃあイタ電は??》


『悪かった…どうしても

TABASAの声を聞き

たくて…繋げておけば旦

那が寝たら出てくれると

思ったんだ…ごめんな』



【え?!繋げて??】



《でも…あたしが出ても

切ったよね?!》


『いや?切ってない…』



【ん??…どーゆー事?

TUNの他にも??】



《…写真は?》


『写真?』


《そう…あたしの写真を

切ってポストに投げ入れ

た?》



だんだん強い口調になる。



『は?!そんな事しない

よ…俺はTABASAの

写真がすげー大事なんだ

よ!逢えない間…何度も

救われたよ……』



【…キュン……TUN】



TUNが嘘をついている

ようには思えなかった。



もう……


信じていいよね?




あたしはTUNを信じて

いきたい――――