「もー私帰る!!」


雪が立ち上がる。


【??雪?え!!

どうしたの?】



夢から覚めた。


外が少し明るくなって

いた!!


【あっ!時間!!】


もう4時を過ぎていた。



《あ・・あたしも

帰らなきゃ!!》



TUNから離れる。



『そうか……

仕事だもんな!!』


TUNが手帳を出した。


名刺と一緒に一枚の紙を

くれた。



自宅の住所と電話番号

そして携帯番号が書かれ

ていた。



『これで

俺とTABASAは

繋がるから!』



【キュン…】



涙が出た…


どうしてかわからないけ

ど涙が溢れ出した―――