三年生は最高学年だから偉ぶれるけれど、進路が迫る微妙な学年だ。

やっぱり【ファッションが身分証明】になっていた。

皆様のクラスはどうなんだろう、……これひょっとしてご主人と俺のクラスの小規模な話だったりすんのかな。

だとしたら、偉い偏ってるな、ドンマイかな。


かくにも、【ファッションが主軸な世界】

案の定、上からギャルな1番目グループ、ナチュラル2・3番目グループ、大人しい4・5番目グループとなる。


今回は、ご主人が言うところの“ベタな存在”があった。

【どこのグループにも属さない美人】な子というか、

単に学校は来るんだけどひたすら居眠りばかりの、独特な雰囲気の子。

いや、属さない訳ではないな。1番目グループがご贔屓にする子が居た。


余談だけど、三年の担任が生活指導だったので、ご主人は真っ暗に髪を染めさせられた。

かなり遺憾の意を表明していたけど、これって若気の至りだよな。逆ギレちゃん。

こういう痛いのが俺のご主人……やだな、だせぇ。

典型的な勘違い野郎がご主人って点が今後重要だから、しっかりキャラクター設定を覚えておいてくれ。