「はぁ・・・」


最近疲れが溜まっているのであろう、

溜息が出てきてしまった


「溜息すると幸せが逃げちゃうよ?」


隣の席の太田君が言う


「もう、私には幸せなんか残ってませんよーっだ」


「ハハッ、それよりコレ」


“はい”、と渡されたのは私宛の手紙だった


「なんか女子から回ってきた」


「なんだろ?」


パサッ・・・


「・・・っ」