【沙月side】 「…これが私の過去の話」 美雪さんは悲しそうに話を 終えた。 「美雪…さん。 私、その話を聞いても先生が そんな…酷い人だなんて 信じられないよっ!!」 信じられない…というより、 『信じたくない』という気持ちが 強かった。