「え?
意味わかんないんですケド‥」


「だーかーらー
オレはお前に、死の宣告をしにきたんや
死神は人を殺す神様やないで
死を宣告する神様なんや」



目の前の、こんな普通な少年を死神と信じろだなんて。


あまりにも無茶な話だった。



「え?
でも、私まだ元気だよ
だから死なないって」


「最近の子供はこれだからな‥
いいか、オレは神様や
だから今キミに金縛りかけてんやろ?」



見た目、私より年下なのに、死神とやらは上から目線で話を進める。


でも、言われた通りで‥


身体は全く動かない。