「あ、やっぱり今日も変わんなかったよ ねぇ、本当に私死ぬの?」 金縛りと共にやってくる少年に普段通り問い掛けた。 もぅ見慣れた黄色い半袖Tシャツに、7分丈の黒いズボンを着て。 でも、いつもと違う雰囲気を纏って。 「どぅしたの?」 無言を貫いて、いつも座る場所に今日は座らない。 「ねぇ、どぅした‥」 近づいてきて、やっとわかった。 彼の肩が小刻みに震えているコトを。