学校に残って


勉強中



「紗英?優人は?」


『う~ん、友達とゲーセンで待ってるんだって』


「へぇ~ちゃんと彼氏やってるじゃん」


『ちゃんとって……』


「まぁ~紗英と別れた時な、優人の落ち込み様は…凄かったし……思い出しただけで笑える」


百合は、思い出したように

机をバンバン叩きながら


笑ってる