次の日、インターホンが鳴り玄関へ行くと、知らない男が居た。 「零です」 真っ黒いロンTに黒いストールを巻いていて、少しダメージのいったジーンズをはいた男。 この人は…誰だろう。 「お父さん、この人だれ??」 お父さんは、苦い顔をして、私から目線を外した。 「で…やるのは娘さんだけですね?」 あぁ、お父さんが殺し屋を雇ったのかって分かった。