あれから2年が経ち、喧嘩をすることもあったけど仲良く幸せな日々を過ごしていた。





祐介「奈美、見て」

奈美「あっ、虹ー…」

祐介「ベランダ出よ!」





祐介に手を引かれ、二人でベランダに出て虹を眺める。

この時期には珍しく、雨上がりの空に大きな虹が七色の橋をかけていた。


眩しいほどの太陽に少し目を細める。





祐介「なぁ、奈美…」

奈美「ん?何ー?」










「…結婚、しよっか」