MINORI SIDE



車を見送った後空を見上げる。
とても、空は綺麗で1番星が輝いている。


あの啓翔の『みのり』って低い甘い声。
整った顔....




思い出すだけでドキドキしてしまう。


...この想い、初めてかもしれない....


今まで感じた事のない思い。





「...寒」



風が冷たく肌寒い。



アパートへと向かいあたしは空を見上げながら歩いた。