お酒が嫌いというのは実は嘘で、むしろ好きな方かもしれない。
飲み会に参加しない本当の理由は2つあるけど、それはゆかりちゃんにも言っていない私だけの秘密。
「ただいま……」
「お姉ちゃん、お帰り」
家に帰ると妹の郁美が出迎えてくれた。郁美はこの春で高校3年になる。
「お姉ちゃん、今夜も行くんだよね?」
「もちろん行くわよ。どうして?」
「やっぱり私が働こうと思うの」
「何言ってるのよ! そんな事、絶対ダメよ」
「学校にばれないようにするから……」
郁美は前にアルバイトが学校にばれて、私が学校に呼び出された事があった。
『アルバイトは校則違反です。すぐに止めさせてください。
今回は処分を保留しますが、もしまた同じ事をしたら、退学も有り得ますので気を付けてください』
と、その時は先生からきつく言い渡されてしまった。
飲み会に参加しない本当の理由は2つあるけど、それはゆかりちゃんにも言っていない私だけの秘密。
「ただいま……」
「お姉ちゃん、お帰り」
家に帰ると妹の郁美が出迎えてくれた。郁美はこの春で高校3年になる。
「お姉ちゃん、今夜も行くんだよね?」
「もちろん行くわよ。どうして?」
「やっぱり私が働こうと思うの」
「何言ってるのよ! そんな事、絶対ダメよ」
「学校にばれないようにするから……」
郁美は前にアルバイトが学校にばれて、私が学校に呼び出された事があった。
『アルバイトは校則違反です。すぐに止めさせてください。
今回は処分を保留しますが、もしまた同じ事をしたら、退学も有り得ますので気を付けてください』
と、その時は先生からきつく言い渡されてしまった。