淡くて、儚くて。 届きそうで、届かない。 それは、たった1センチの恋でした。 「人は温かいものだから。」 そう言った、君の手のひらを握るのが怖くて。 私はずっと、目を背けていた。 …本当は、好きでした。 本当に、大好きでした。 フィールドで輝く君を、誰よりも真っ直ぐと見続けていました。