朝起きて、いつも通りに化粧をする。 今日は明るい髪をシュシュで一つに纏め、くるくると巻いた。 「いってきます」 「いってらっしゃい」 母に見送られ、駅に向かい電車に乗り込む。 私の他にも同じ学校の生徒がいて、そこにはギャル軍団も。 「うぜぇ」 睨まれても興味無い。 無視したまま窓側に立ち、なんとなく外を見た。 ある学校の前を通り過ぎると、ヤンキー集団達。 そして彼等は何かをスプレーで書いていた。 "ghost" .