朝…。

夏海は昨日靴を隠された事もあって、心重く学校へとむかう…。


(昨日、アタシの靴を隠したのって…やっぱりハルカだったのかな…?)

疑問になりながら登校した…。


学校に着いても、いつもと違いハルカがいない。
昨日と同様、下駄箱をみると夏海の上靴がなくなっていた…。



(またかよぉ…。。。)
そんな夏海にきずいて裕也は問う。



『夏海?…どうした?』

「あっ!裕也…。マタ、上靴がなくなって…、」


そんなしょんぼりした夏海に励ますように言う。

『ったく…。下靴の次は上靴かよ!!こんな事やってる奴等バカじゃねえの?…。こんなこと、小学生がする事じゃん…。夏海!気にすんなよ!!』
と、いった後…裕也はケラケラ笑っていた。
そんな裕也に安心したのか…。

夏海も自然に笑っていた。