玄関に行くと朝頼んでいた、タクシーが来ていた。


「すいません。富山空港までお願いします。」

「へい。」

俺は、麗奈のことを考えていた。

もし、俺が一般人で麗奈を守れたら、あいつを男として抱きしめられた・・・

富山を離れる飛行機の中で誓った。
麗奈だけを愛し続け、
麗奈だけを思い続けると。