「飲み会だー!!」


「「いえーーいっ」」





ガヤガヤと私の周りで叫ぶ人々。


居酒屋についてからもう4時間が経とうとしている。





「ねぇ、菅さん。大丈夫?」





突然前から話しかけてきた新米君。



確か....加賀って言ったけ?





「だいじょうぶよぉ~ほれ、キミも飲めぇ~.....おげ...お....」





頭では冷静なのに、喋ると呂律が回らなくなる。


"あぁ、吐いたな~"なんて冷静に自分の行動を分析。




「す...菅さん!?」


「うん~だいじょうぶ~だいじょうぶよぉ~」




酔いやすい私。なんか喋った言葉がへんな歌になっている。




「...俺、送ります」


「はぇ?」




「菅さんが心配なんで。家、どこですか?」