ケータイ小説 野いちご

17ぱれっと、

男女7人昼物語

「蒼以!」
拓真を連れて教室に戻ると、駆け寄って来たのが一人。
大崎歩。高校に入ってから出来た初めての友達。
「なんであんた授業中抜け出したの?ってか早瀬くん・・・」
「あ、これは気にしないで。拓真、屋上でご飯食べるよ」
「はい」
耳に聴こえるか聴こえないかの声でそう言い、教室に入る。

「実はさ、彼氏と別れちゃったんだ」
「まじ?そっか・・・まぁ男はいっぱい居るから!で屋上で早瀬くん達と悪いことしてたわけだ」
「別に悪いことはしてないよ?ただボーっとしてたらさ。そだ、歩も一緒に屋上でご飯食べる?あいつらも一緒だけど」
「うっそ?まじで?」
すると隣の教室から頼たちが出てきた。

「おー、松風!俺ら今から売店行くから」
「うん。歩も行くけどいいよね?」
「おっけー。和也もいいよな?」
「俺は別に」
そう言ってすたすたと歩いていった。
拓真も行ったのかな・・・。

お弁当持参のあたしと歩は売店なんて行ってもしょうがない。
「じゃあ先行ってよっか!」
鏡を見て髪の毛をいじっている歩。
「歩ー?行くよっ」






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