ケータイ小説 野いちご

17ぱれっと、

俺ら、オナ5!

「おいお前らよーく聞け」

蒼以がものさしを叩きながら言う。

「何?」

携帯を開いてメールチェックを始める和也。

「あたし達幼なじみは今日からオナ5と名づける」

「オ、オナファイ?」

「そう、オナファイ。何の略だと思う?答えが早いものには蒼以様からプレゼントがある!嬉しいだろ、童貞ども!」

と蒼以。

「童貞?誰が」

咳をしながら旬斗が続ける。

「お前ら童貞なんだろ?」

ははは、と笑う。

俺らは目を合わせる。
そして思う。なぜ分かった・・・。

「田舎には娯楽がないからな。ヤることはひとつだ!」

「だがしかぁーし!お前らは童貞を守ってる」

「童貞を 守り抜くこと 使命かな」

独り言をぶつぶつと話す蒼以。

「ふう。さてお前らの回答を聞こうか。じゃあ拓真!」

ものさしを振りかざし拓真を指した。






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