早く由優に会いたいな…。

朝起きて、真っ先に由優のことが頭に浮かぶ。


ベッドから起きて、部屋のカーテンを少し開けると、雪が舞いそうな曇り空が一面に広がっていた。


今日も寒いな…。


アイツを待たせないように、早く迎えに行かないと…!


サッと急いで制服に着替えて、階段をスタスタと降りていく。


朝食を済ませ、カバンを持って、いざ出ようとした時だった。




「理緒兄、おはよ〜。早い出発じゃん。」