だぁーっ!もうっ!!



何も思いつかず、考えすぎて頭が痛くなった。




どうすりゃいいの?


第一、この学校でやっていけるのかな?





クラスのみんなはいい人そうだけど……。








「つっくん、どうかした?」



「あっ………、いや、なんでもねぇ。

それって、必ずやんなきゃなんねぇのか?」







みんなのこと忘れてた……。


咲希斗が声かけてくれなかったら、

ずっと自分の世界に入ってたかも。








「あぁ〜…、うん。
残念だけど、ね。
絶対なんだ」



「そうだよな…。
それって、いつ?」



「今日は時間ないし、明日にでもなるんじゃないかな」







明日、か。

じゃあ、それまで時間があるんだよね?



それまで考えとかなきゃ!







「ん、わかった。
色々サンキュな!

もう帰るわ。
じゃあな」



「もう帰っちゃうの?
もっとお話ししたかったのに〜!」



「明日もたっぷり出来るだろ?」



「あ、そっか!
じゃ、また明日ねっ!」







みんなに別れを告げ、教室から出たとき…――――――