授業中にも関わらず何人かの先輩達と廊下ですれ違った。

そのたびにニヤニヤとみられた。


私『佐瀬くん?どこいくの?』

佐瀬「ん?二人になれるところ。」


そういって保健室のドアの前を通り過ぎた。


私『保健室過ぎちゃったよ?』

佐瀬「…」


佐瀬くんと私は階段を一気に駆け上がった。