「君たち、ちょっと待ちなさい」

「え?」

私たちは、誰かに声をかけられて一緒に返事をした。

「なぁに、2人とも目を丸くして」

私たちは、目を合わせていた。

「石川先生・・・・」

石川先生は、私たちを手で招いていた。

「なんですか?」

私たちは先生に連れていかれた。

そこは、“理科室”だった。