ケータイ小説 野いちご

地味子の秘密 其の四 VSかごめかごめ

*第十章*
†緊急事態発生?

10月中旬。

松沢学園に帰って来てから、数日が経った。


今は、昼休み。

前と変わらず、西棟で過ごしてる。



転入して来た日……。

学園内で噂になったのか……あたしの教室には、人だかりが絶えなかった。

帰って来てからも、クラスは3年D組。

毎日、受験勉強だけど……柚莉がいるから楽しくて仕方ない。


実は、柚莉以外にも……あたしの日常を楽しませてくれる存在がある。


「あーちゃん、出来た!」

「ホント? わぁ……上手いね」


小さな手で一生懸命に作った折り鶴を見せてくる。


そう……繭ちゃんです。

あれから、毎日一緒にいる。

家でも、学園でも。


今日は、折り紙で遊んでるんだ。

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